オートステージゼロのトリビアブログ♪

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Auto Stage ZERO 熱帯夜でも快適な枕

こんにちは!Auto Stage ZEROです!!

ついに梅雨も明けて本格的に暑くなってきましたね!

暑くて寝苦しい方もそうでない方もたくさんいらっしゃると思います。

ということで、今回は熱帯夜でも快適に睡眠がとれる枕の素材についてお送りします!

 

その枕ほんとに快適?熱帯夜でもぐっすり眠れる枕の素材は?

 

頭も体も疲れきっているはずなのに寝付けない、やっと寝付けたと思っても汗だくで目覚めてしまう。一昔前なら窓を開け、蚊帳を張れば済んだ話だが、今これをやったら熱風が吹き付けてくるだけで余計に寝苦しくなってしまうだろう。

眠りたいのに眠れない地獄のような熱帯夜でも快眠を得るにはどうしたらいいのだろうか、今回は枕の素材に着目し対応策を見ていきたいと思う。

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そもそもなぜ熱帯夜だと寝付けないのか

人は体の中心部の深部体温(約37度)が下がった時に、眠くなる。この深部体温が1度下がるだけで急激に眠くなるのだ、つまり熱帯夜は熱いため体温が下がらず眠れないということになる。ということは、掛け布団をせずクーラーをガンガンつければ熟睡できる! そう思い実行された方はお気づきかもしれないが、これは夏風邪の原因になるので過度のクーラーの使用はおすすめできない。

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そこで、注目したいのは枕だ。日本睡眠科学研究所の実験によると、最も睡眠の質が良かった布団の中の温度は33プラスマイナス1℃、湿度が50プラスマイナス5%であった。つまり、汗をかきやすい熱帯夜では寝具の吸湿性と発散性が重要となってくるのだ。以上のことを踏まえ、熱帯夜に適した枕の素材を見ていこう。

ポイントは吸湿性と発散性、硬さはお好みで!

ポリエステル綿
綿のような素材でクッション性があり、枕やクッションの定番素材となっている。ふんわりと柔らかいだけでなくクッション性にも優れており、何より安いのが特徴。だが、天然の綿ではないため吸湿性があまりなく、クッション性もものによるが約1年~3年で失われてしまう。

羽根

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羽根素材は、水鳥の羽根を採取して、洗浄・消臭を施した天然素材である。独特のふんわり感、高級感がある。通気性も良く、吸湿性があるため汗を吸収し、発散にも優れているためムレにくく、冬は温かく、夏は涼しい。ただし、安価なものは、羽根素材独特の臭いがあるものも。また、羽根に骨があるため、枕の中から素材がでてきてしまったりすることがある。

低反発ウレタン
まるでマシュマロのようなスポンジ状の素材。ゆっくり沈み、ゆっくり戻る、独特の触り心地でいま人気になっている。元々は、NASAスペースシャトルの宇宙飛行士のために開発されたもの。

柔軟性に優れており、利用する方の体型や寝姿勢に合わせて形状を変えるので、体圧分散効果もあり、負担を軽減してくれる。15℃以下になると硬くなり、逆に夏などは熱がこもりやすく、ムレやすいという難点も。また水洗い出来ないものが多いため、清潔に保つのが難しい素材だ。

ビーズ

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超極小の発砲ビーズ素材。発泡スチロールを小さく粒にしたような素材だ。独特の触り心地で、クッションや癒し系グッズでも幅広く使われており、人をダメにするソファの素材としても有名。

超極小なため柔軟に変形し、寿命も1年~5年程と長い。一部改良されたものもあるが、熱がこもりやすい素材となっており、流動性があることにより、安定感がないと感じる方も。

そばがら
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そばの実の殻を乾燥させた素材で、日本で古くから枕の素材として愛用されている。ズッシリと重量感があり、硬めの枕素材として分類されており、通気性や吸湿性に優れ、寝ている間の余分な熱を外に逃がし、汗などの余分な水分を吸収してくれる素材だ。

また、価格も比較的安価でボリューム感もある。根強い人気があり、定番の素材だが、使用しているうちに、そばがらがつぶれて粉が出ることも。また天然のそばがら素材の場合は、夏場、天日干しをせずに湿気の高いところで長時間保管すると、虫がわくことがあるので注意が必要。

パイプ
ストローを細かく切ったような形状の素材。大きさや硬さなどたくさんの種類があるのも特徴だ。通気性が抜群で、虫の心配もなく耐久性にも優れ、水洗いもできる為、いつでも清潔に保てる。

また、素材の寿命も3年~5年と長く、ヘタれづらい素材だ。大きくて硬めのパイプはごつごつした感じがあり、寝返り時にザワザワとした音がすることも。夏は熱がカモりやすく、吸湿性が少ないのも難点。

前述のとおり、熱帯夜で安眠する秘訣は、布団の中の温度は33プラスマイナス1℃、湿度が50プラスマイナス5%に保つこと。汗をかいたり体温がった時、熱や水分を吸収し発散し布団の中の環境を一定に保ってくれる枕が理想ということで、羽毛やそばがら素材の枕がおすすめだ。

今年の夏は枕選びをこだわって、快適な睡眠を手に入れてほしい。

 

 

素材によっては通気性や吸湿性などが異なるため自分好みの枕を作るのが夏に快適な睡眠をとるポイントみたいですね!

たかが枕ごときと思っていましたが枕選びは重要なようです。

以上、Auto Stage ZEROでした!!